「志」で動け/「0秒で動け」伊藤洋一

ビジネス書

あなたの行動には、「志」がありますか?

どうもあすよみです。

さて、皆さん毎日だらだら生きていませんか?

それもまた良いことですが、行動を起こしたいならきっとそんな生き方は良くないと思います。

(意図的にだらだらするのは精神衛生的にも大事だし、私もよくしちゃいます。)


今回紹介するのは、なかなか行動ができない人に対して、中長期的に背中を押してくれる本です。

それがこちら

0秒で動け/伊藤洋一


タイトルは「0秒で動け」ですが、実際にこれを読んでも私はゼロ秒で動けませんでした。
しかし決してそれは悪い意味ではなく、中長期的に自分に取って大事なことを学べました。

なので、あなたが「最強のモチベーションでテンション爆上げで行動したい」と思って本を読もうとしているならこの本はおすすめしません。

その場合はもっとわかりやすい自己啓発書を読んだほうが良いと思います。


それよりは、少し遠回りでも自分と向き合える内容を読みたい人に向いていると思います。

スポンサーリンク

概要

では、この本はどういう点が良いのか。
それが最初に言った「志」を学べるという点です。

この本の概要をざっくりまとめるとこのようになります。

f:id:asuyomi-book:20210624081140p:plain


まず、行動というのは行動だけで成り立っているのではなく、

・マインド
・スキル

というベースがある上での結果となります。

つまり無闇に行動するのではなく、このマインドやスキルという点を認識・強化していくのが大事だということです。

「0秒で動け」の正体

そして本書のタイトルでもある0秒で動け、というのは「0秒でポジションを取って行動しよう」ということを指します。


ポジションというのは自分の意見を持つということです。

ではこの「ポジションを取る」というのはどういうことなのか?

それは分解するとこうです。

f:id:asuyomi-book:20210624081104p:plain

ポジションは事実やデータから生み出した仮説を元に、結論を出すということです。

この結論のことをポジションといいます。

ちなみにこの結論は間違っていても問題ありません。

とにかく何かの結論を出すことが大事なのです。

それを瞬時に行うことで、0秒でポジションを取って行動に繋げられるということです。

そしてこの

データ⇒仮説⇒結論⇒行動

という全体を支えるのが「志」なのです。

つまり行動(アクション)を支えるマインド部分ですね。

特に仮説や結論を出す際に大事で、志があるからこそ、自分なりの意見(仮説や結論)を出せるのです。
事実やデータはそれだけでは行動に繋がりません。解釈があるからこそ意味を持って行動に繋がります。
その解釈こそがその人の志と言えるのです。

「志」の作り方

ではここまで熱く「志」という言葉を使ってきましたが、志はどうやって作れば良いのでしょうか?
何もやる気がない人は志はできないのでしょうか?

本の中では志について、このように図解されています。(図はあすよみ制作)

f:id:asuyomi-book:20210624081232p:plain


つまり価値観が土台にあって、その上に軸という柱が立っています。
その軸の上に志があるということです。

この価値観や軸を作るには、自分の経験を元にして考える必要があります。

例えばモチベーショングラフのように、自分の人生のどこでどんな事件がありどういう気持だったのかを振り返ることや、今大事にしている考え方などを整理することで軸が出来上がります。

ただ、それも難しい人がいるかもしれません。

そういう人はまずは「仮置」をしてみましょう。

僕はこの仮置という行為が凄く救いになると思いました。

仮置というのは、自分の尊敬する人を憑依させて、その人ならどうするかを考えるということです。


これは別に実在する人でもいいですし、アニメや漫画など実在しない人でもいいのです。
とにかく自分の憧れを憑依させることでその人の軸を想像し行動することができます

そしてそれが慣れてくれば、その軸が自分のものになるかもしれませんし、自分らしい軸が生まれてくるかもしれません。


そうして自分の軸を作ることで志が出来上がり、結果としてゼロ秒でポジションを取ることができるようなるということです。

憧れの人の思考を取り入れるというのはよく言われることですが、仮置という言葉があればハードルが下がるので良いなと思いました。

あくまで自分の軸ができるまでの仮と考えることで気持ちも楽になりますし、楽しんで実行もできると思います。

実際僕もこれを読んでから、尊敬するアーティストのことを思って、あの人が自分の仕事をしてたらどういうふうに行動するだろうと考えることでこれまでとは違った考え方や行動をできるようになってきました。

挑戦する勇気が出たとも言えます。

まとめ

以上、軸を持つことで自分の意見を出しやすくなり、その結果、行動力が上がるというのがこの「0秒で動け」のまとめとなります。

もちろん本の中ではより丁寧な流れが載っていますし、ここでは一切触れていない、他人を動かす方法も紹介されています。

興味を持った人はぜひ手にとって読んでみてください。

というわけで今回は伊藤羊一さんの「0秒で動け」を紹介しました。

ここまで読んだ皆さんは0秒でまずは本を買って読んでみてください!笑

そしてより良い行動を起こしていきましょう!
(あすよみももっと頑張っていきます!)

それではまた!ありがとうございました。

Amazonを活用してお得に読書を楽しもう!

「Kindle Unlimited」「Amazon Student」を活用すれば読書をもっと楽しむことができます。
私も利用している(Studentは学生時代利用していました)ので、自信を持っておすすめできるサービスです。

Kindle Unlimitedで電子書籍が読み放題!(初月無料体験あり)

月額980円で200万冊以上が読み放題の電子書籍サービス
月に1~2冊以上読めば十分に元が取れます。

  • 月額980円
  • 200万冊以上取り扱い
  • KIndle端末意外にもiPhoneやiPad、PCでも使える

個人的には雑誌の閲覧によく使っています。
雑誌は流行やテーマ選びなどを知るのに最適なので、雑誌が読み放題なのがとても嬉しいです。

ちなみに私はメインはiPadで読んでいます。
家ではiPad、電車ではiPhonで読む、なんてことができる(もちろん続きから読める)のも嬉しいポイントです。

初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能です。
期間限定で2ヶ月無料などのキャンペーンを実施していることもあります!

最新の情報はこちらからチェックしてみてください!

Amazon Studentでポイント10%で本が買える!(6ヶ月間無料体験あり)

学生なら本当に入っておいて損はないサービスです。
私も大学生の時は入っていましたが入って後悔は全くございません!

  • 月額250円
  • お急ぎ便、Prime Video、Prime MusicなどPrime会員の特典を利用可能
  • 3冊以上の書籍同時購入で最大10%のポイント還元 ※

※クーポンコードの記入が必要ですのでお忘れなく!最新のコードはこちらから確認できます

Prime会員の特典が半額で受けられるというだけでも魅力的なのに、本のポイントが最大10%というのは本当にすごい還元だと思います。しかも6ヶ月無料体験あり……!
学生さんには本を読んで成長してほしいというAmazonの思いが込められたサービスだと思います。

お得に紙の本を買いたい人はAmazon Studentを利用してみてください!

ここまでご覧いただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました!

「あすよみ!」とは?

「あすよみ!」は「明日読みたい本がある!」をコンセプトにおすすめの本を紹介しています。小説・ビジネス書を中心に、読書の楽しさをお伝えしています。モリワキ・雫の2人(20代)で運営しています。

asuyomiをフォローする
ビジネス書
スポンサーリンク
asuyomiをフォローする
あすよみ!〜明日読みたい本がある〜

コメント