「本を読んで人生が変わりました」
そういった言葉を聞いたことはありませんか?
一体本当でしょうか?
実際にはこうではないでしょうか?
「本を読んで自分の行動が変わり、その結果人生が変わったと思えるような変化を実感しました」
そう、本を読んだだけでは人生は変わらないのです。
数百冊の本を読んできた私が言うのだから、自信があります。
本を読んだだけでは変わりません。
もし「本を読んで変わった」と思っている人がいるならこう言いたい。
「それはあなたが勇気を持って一歩踏み出したから変わったのです」
つまり、あなたの勇気ある行動があったからこそ、人生が変わったのです。
そのきっかけ、背中を教えてくれたのが本であるということです。
(そういった意味では本が人生を変えてくれたとも言えますが、ここではこれ以上は突っ込まないようにします)
さて、今回紹介する本は、人生を変えるための読書術を学びたい人におすすめの一冊です。
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術/アバタロー
ちょっと表紙のイメージがチープにも感じますが、、、本の読み方に悩む読書初心者にはとてもおすすめの本です。
今回はこの「自己肯定感を上げる OUTPUT時間術」を紹介したいと思います。
こんな人におすすめ
「自己肯定感を上げる OUTPUT時間術」はこんな人におすすめです。
- 自己肯定感が低い人
- 本を読むだけで終わることが多い人
- どんな本から読めばいいか分からない人
私は特に最初の点に当てはまりました。
そんな私は本を読む中で、読書の役割を改めて整理することができたので自己肯定感に関する解決のヒントを得ることができました。
この本はとても読みやすい文章で書かれているので、読書に慣れていない人でもスラスラ読み進めることができます。
自分の読書の方法に不安がある人はぜひこの本を読んで、1つの方法を学んでみてください。
そしてぜひ素直に従ってみて、自分の読書体験がどう変わるかを体感してみてください。
3つのおすすめポイント
ここからは「自己肯定感を上げる OUTPUT時間術」の3つのおすすめポイントを紹介していきます。
本を読むのを悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
「読書は食事である」でもっと読書を身近に感じられる
最初に紹介したいのは「読書は食事である」という考え方です。
これは本の中でも最初の方に紹介されていますが私はこの考え方がとても素敵だなと思いました。
栄養価の高い食材(本)を選び、美味しく食べるために調理し、さらに栄養や吸収に関する基礎知識を身につける。
こうした観点で読書を楽しむことで、自分にとって必要な本を考えやすくなったり、血肉とするためにどうすればいいのかを考えるきっかけになります。
(筋トレもせずにプロテインだけ飲むのは変ですよね? 読書を読んで実行しないと言うのはそれに近いとも捉えれらるのです!)
「読書は自分には向いていない崇高なものだ」と考えて読書に距離を感じてしまう人はぜひこの「読書は食事である」という考え方を取り入れてみてほしいです。
好きな食べ物や食べ方は人それぞれです。
それで人の優劣が決まるわけではありません。
それと同じで、読書も好きに楽しめばいいのです。
その人にとって必要な栄養素(知識や娯楽)を摂取できればそれでいいのです。
食べることはみんな好きですよね?
読書も同じように、それぞれが好きな形で楽しめるようになればいいと私は思います。
読書のハードルが高くなってしまいそうな時、「さて飯でも食うか」ぐらいの軽い気持ちで読書を楽しんでいきたいですね。
というわけで、私が一番最初に感動したのはこの「読書は食事である」という言葉でした!
読んで終わりじゃない。4つのステップで読書を行動に繋げる。
2つ目は本書のメインテーマである「OUTPUT読書術」の根幹の部分です。
読書を行動に繋げるために4つのステップが紹介されています。
- 情報の整理
- 情報の理解
- 情報の編集
- 情報の出力
この4つのステップを踏まえることで、読書を行動に繋げることができるということです。
そしてその行動を積み重ねることで読書を通して自己肯定感を上げることができます。
本の中では、この4つのステップを中心に、それぞれのステップでどういうことをすべきかという具体的な読書術が紹介されていきます。
例えば、情報の整理をするためにどうやって大事な情報を見つけるか。
そして見つけた情報をどうチェックして見返すか。
理解を深めるための本との対話の仕方。
さらにアウトプットのための簡単なまとめ方も。
このあたりは本のメインの部分なので、詳しい内容はぜひ本を読んで学んでみてください。
どれも簡単に出来るので、読書の方法に悩んでいる人は一度体感してみてほしいと思います!
3.いざ本を読むときに迷わない。2つの選書方法も紹介
最後の点が本の選び方についてです。
ここまで、一冊の本をどう読んで行動に繋げていくのかについて紹介してきました。
しかしいざ本を読むとき、最初の壁になるのが「どうやって本を選ぶのか」という点です。
「OUTPUT読書術」ではその点も踏まえて選書方法の紹介もしてくれています。
ここで紹介されているのは「投資家的選書」「直感的選書」の2つの方法です。
特に推奨されているのは前者の「投資家的選書」です。
投資家的、と言われると堅苦しい感じがするかもしれませんが、これは失敗を避けて読書を楽しむためにとても大事な方法です。
ぜひ本選びに不安がある人は参考にしてみてほしい方法です。
詳細は本の中で紹介されていますが、ある基準を元に本を選ぶ方法となります。
少しだけ紹介すると、「第一人者の代表作」「分かりやすい本」「古典的名作」・・・など5つの基準があります。
これらを元に本を選べば、失敗のリスクが少ない、より安心して読書を楽しめる本選びができると言えるでしょう。
さらに本では、「どんなテーマを選べばいいか」「自分に合ったテーマをどうやって見つけるといいのか」なども具体的に紹介しています。
紙とペンがあれば実践できる方法ですので、ぜひテーマ選びに悩んでいる人はその方法をチェックして実践してみてください!
最後に
本日は「自己肯定感が上がる OUTPUT読書術」を紹介しました。
特にビジネス書などで「読んだはいいけど行動に繋がらない」「どんな本を読めばいいか分からない」「本の読み方に自信がない」という人にはおすすめの一冊です。
読書術に正解はありません。
なのでぜひこの本を読んでみて自分に合った形を探してみてほしいと思います。
おすすめの読書術の本があればぜひ教えてください!
それではまた!
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