泥臭い青春/「東京百景」又吉直樹

小説

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今となっては芸人としても小説家としても有名な、ピースの又吉直樹さん。

 そんな彼がエッセイ本がこちらです。

 

「東京百景」又吉直樹

 

又吉さんがまだ売れていない、泥臭い日々をメインに書かれています。

テレビではなかなか知ることのできない、又吉さんの昔の生活を覗いてみませんか?

 

 

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おすすめポイント

当時の東京の情景が分かる

タイトル通り、東京の街が又吉さんの青春とともに描かれています。

今と変わらず人で溢れている都心から、当時又吉さんが住んでいたボロいアパートまで、昔の又吉さんと同じ景色を見るとこができるんです。

あまり東京に馴染みのない人は「東京ってこんな感じなんだ」と知ることができますし、東京に住んでいる人なら今と昔の違いを楽しむことができます。

もしかしたら、あなたの近所も登場するかもしれませんよ。

 

突拍子もない妄想

本書では、ときどき、これは一体何の話をしているんだろう、と思うことがあります。

それは、目の前の情景から又吉さんが考えた妄想です。

突拍子もなさすぎておいていかれることもありますが、発想がさすがだなと思います。

又吉さんの頭の中を覗き見できた気分にもなれます。

 

ただ、中には嘘のような本当の話もあるので、そのあたりの見極めも楽しみながら読んでみてください。

 

相方がほとんど登場しない

相方である綾部さんとの思い出エピソードを期待している方も多いかもしれませんが、綾部さんはほとんど出てきません。

ここでは、綾部さんと出会うもっと前、芸人としてもまだまだ売れていない時代のエピソードが多くあります。

テレビにも出る前なので、あまり知らないエピソードが多く、又吉さんの新たな魅力を知るにもいい一冊だと思います!

 

印象的なエピソード3選

ここからは、私が読んで個人的に印象に残ったものを紹介していきます!

あまりたくさん紹介してしまうとこれから読む人のネタバレになってしまうので、厳選して3つだけ紹介します。

 

池袋西口の地図

よく職務質問をされるとテレビでも言っているように、本書でもたびたび職務質問についてのエピソードが取り上げられています。

その中でも私が特に好きなエピソードです。

何度も職務質問を受けている又吉さんならではの話でとても面白かったです。

 

ゴミ箱とゴミ箱のあいだ

「もえるごみ」にも「もえないゴミ」にも入っていない、間に落ちているゴミは一体なんなのだろう、と真剣に考えています。

「もう燃えたゴミ?」、「燃える気が無いゴミ?」、「今まさに燃えているゴミ?」、「ちょっとだけ燃えないゴミ?」、「燃え過ぎるゴミ?」、可能性はいくらでも考えられるが肉眼で捉える限り、それは簡単に燃えるティッシュのように見えた。

この後も、なぜ間に落ちているのかを考え、どんどん深い意味まで見出します。

ゴミひとつでここまで妄想を膨らませることができることに感心しました。

 

赤坂・草月ホール

ライブ当日に自分の誕生日があり、サプライズが仕掛けられた場合の喜び方を心配する話です。

他の皆がサプライズの打ち合わせをしっかりできるように、いつもより少し遅く楽屋入りしたり、トイレに行くふりをしてサプライズを考える時間を与えたりと、さまざまな気を遣うところが又吉さんらしいなと思いました。

私もサプライズを仕掛けられると、上手くリアクション出来なくて場をしらけさせてしまったらどうしよう、と考えるタイプなので、共感の意味も込めてこのエピソードを選びました。

 

さいごに

又吉さんの売れる前の青春時代を知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

テレビでは分からなかった又吉さんの魅力・面白さを感じとれると思います。

 

購入は以下のリンクからどうぞ!

 

また、この本をよんで、又吉さんの小説も読んでみたい!と思った方には、こちらもおすすめです。

 

「火花」

又吉さんの小説家としてのデビュー作です。

 

「劇場」

最近映画化もされたので、タイトルを聞いたことがある人も多いはず!

 

ぜひ合わせて読んでみてください!

 

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ここまでご覧いただきありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう。

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