社会人になると「勉強しておけばよかった」と思うことがたくさんあります。
すべての会社で十分な教育があるとは限りません。
入ってすぐ戦力として活躍を求められる場合もあるでしょう。
社会人になったら勉強しなくて済むと思っている学生の皆さんに断言します。
大人になっても勉強は終わりません。むしろこっからの勉強がかなり大事です。
勉強しない社会人が大勢いる中、勉強を続け新しいことにチャレンジし続けることができればかなり上位に位置できるのではないでしょうか。
学生が悲観しないで済む点として、社会人の勉強が学生時代と大きく違うのは「自主的に好きなこと」を勉強できることです。
社会人の多くの勉強は、自分の業務や将来の仕事に繋がるようなものがほとんどです。
つまり興味のある分野で成果に直結する場合が多いのです。
さて、前置きが長くなりましが、今回は社会人の勉強の基本となる「思考法」についてのおすすめの本を紹介します。
「思考法」とは、物事の考え方のことです。
何か課題がある時に、どうやって考えて解決に導くのか。
そこには専門知識だけではなく、解決策に高速でたどり着くための思考法が必要なのです。
その思考法を分かりやすく整理したものが「フレームワーク」です。
これは決してテンプレートに当てはめる単調な作業というわけでありません。
あくまでも、より早くより効果的に考えるための手順書のようなものです。
フレームワークは物事を考える時の指針になるのです。
(たまにフレームワークを毛嫌いする人もいるようなので、念の為)
フレームワークを使いこなせると課題の解決スピードが圧倒的に早くなります。
また抜け漏れも少なくなるため、正確性も向上するでしょう。
そんなフレームワークの中でも利用頻度が高く強力なものをまとめて学ぶことができるが「超速フレームワーク」です。
今回はこちらの本を紹介します。
こんな人におすすめ
「超速フレームワーク」はこんな人におすすめです。
- 若手社会人
- 仕事のクオリティやスピードを上げたい人
- 自分の考えに自信がない人
主に若手の社会人や学生におすすめですが、仕事のスピードを向上させたい人や集中して物事を考えることが苦手な人にもぜひおすすめです!
僕も社会人3年目ですが、もっと早くフレームワークを学べば良かったと思っています。
(1〜2年目の頃は「フレームワークとかだせえ」と思ってたのですが、完全に間違いでした・・・)
「超速フレームワーク」で紹介されているフレームワーク
さて、この本では様々なフレームワークが紹介されています。
帯には下記が載っています。
ロジックツリー/3C分析/SWOT分析/空・雨・傘/5W1H 2軸マトリクス/4P/ビジネスシステム/PREP法 エレベーター・テスト/PDCAサイクル/経験学習モデル・・・他
これらのフレームワークはどれも利用頻度が高いので、まとめて読んでしまえば一気に幅が広がると思います。
本の中では「問題解決」「マーケティング」「目標達成」と大きく3つの章に分けて関連するフレームワークを紹介ししています。
どういう時にそのフレームワークを使うのかも理解しながら読み進めることができるでしょう。
今日から使える3つのフレームワーク
僕が「超速フレームワーク」を読んだ中で「これは今日から使える」というフレームワークを3つ選びました。
まずはこれから使ってみてください!
(簡易的な説明となるので詳しくは本を読んで学んでみてください)
1.空・雨・傘
これは「事実→解釈→解決策」といった流れで考えるためのフレームワークです。
事実:空が曇っている
解釈:雨が降るかもしれない
解決策:傘を持って出かけよう
こういった考え方ができるかどうかが、ただ事実を見る人との大きな違いに繋がります。
この例を見ると分かる通り「空・雨・傘」は皆さんが普段からやっていることだと思います。
でもそれが仕事や勉強に活かされているかと言われると怪しい人もいるのではないでしょうか。
(例えばデータを眺めるだけで何をしたらいいかわからないような人など)
そんな時に「空・雨・傘」を思い出せば、事実はあくまで出発点でその後の解釈や解決策を導く大切さに気付くことができるでしょう。
ぜひこれは普段の生活から意識してやってみてください。
2.「So What?」「Why So?」
次は「解釈」をより強固にするための2つのキーワード「So What?」「Why So?」です。
よく「なぜ?」を繰り替えば真の原因にたどり着くと言われますが、それをより分かりやすくしたのがこの2つです。
So What?:「だから、何?」
Why So?:「それは、なぜ?」
事象の繋がりを考えるときには「だから、何?」と問いかけ、原因を探りたいときには「それは、なぜ?」を使います。
ただ「なぜ?」と聞くよりは少し考えやすくなると思います。
特に「So What?」は目の前の事実に囚われている時に非常に強力です。
その事実がどういう事態に繋がるのかに気付き、そこから真の原因がわかるかも知れません。
そういうきっかけに使えます。
3.PREP法
PREP法は端的に伝えるための話し方の手順を表したものです。
Point(P):結論
Reason(R):理由
Example(E):具体例
Point(P):結論(繰り返し)
最初に結論を伝えて、その理由と具体例を上げて最後に結論を繰り返す。
これは時間が短い時の話し方としても有効ですし、プレゼンでも使えます。
理由に関しては3つぐらいがベストだと思います。
多すぎず少なすぎないラインが3つでしょう。
僕が実際に業務で一番使っているのはこのPREP法かもしれません。
電話するときもメールでも基本的にはPREP法の流れを意識しています。
(これが使えるとちょっと仕事できる感が出るかもです)
まとめ
今回は、ビジネスマンにとって非常に強力な武器となるフレームワークが一気に学べる「超速フレームワーク」を紹介しました。
フレームワークの本は様々ありますが、読みやすさや使いやすさという点でかなり優秀かと思います!
ぜひフレームワークを1つでも学んで自分の仕事に生かしてみてください! きっとスピードや質が上がると思います!
それではまた!
(おまけ)
フレームワークをさらに学びたいなら下記もおすすめです!
コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
かなり内容が濃くてよかったです。
1つ1つの思考法の深堀りと網羅性が素晴らしいです。
ただ、ちょっとボリュームが多いので今回はおまけにしました。
ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70
図解や見やすさという意味では一番ですね。
行き詰まった時にパラパラ見るとヒントを得られるかも知れません。
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ここまでご覧いただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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