「山ちゃん」こと南海キャンディーズのツッコミの山里亮太さん。
最近では天の声のイメージも強くなってると思いますが、僕の印象は「ツッコミの天才」
とにかく山里さんはツッコミの間やワードセンスが抜群に素晴らしく、本当に面白い人だと思っています。
そんな山里さんが書いた自伝(ビジネス書?)が「天才はあきらめた」
前々から気になっていたのですが、今回ついに手に入れたので読んでみました。
結論、ここまで醜く力強い人は初めて見た、と思いました。
「天才はあきらめた」山里亮太
こんな人におすすめ
「天才はあきためた」はこんな人におすすめです!
・自分だけが劣っていると思っている人
・努力の方向性がわからない人
・今活躍している人の過程を知りたい人
劣等感、自信がない、実力がない、など「足りない」と感じる人はぜひ読んでみてください。
同じく「足りない」人である山ちゃんがどうやってその状態をプラスに変換しているのかを感じる事ができます。
僕自身「足りない」と感じる人間ですが、今回の読書を通して「世の中にはこうやって立ち向かっている人がいるんだ」ととても勉強になりました。
(そしてそのレベルの高さに驚いたり・・・)
自分に自信がある人はこの本は読まなくて大丈夫だと思います。
でもそうじゃない、どこか満たされない人にとっては先輩の勇姿を見るような感覚になれるでしょう。
向井が感じた3つのポイント
ここからは「天才はあきらめた」を読んで感じた3つのポイントを紹介します。
綺麗事だけではない、本当の感想です。
ここまで醜い感情をむき出しにした本は珍しい
色々な本を読んできましたが、ここまで醜い感情をさらけ出している本は珍しいと感じました。
本文中もそうですが、挿絵になってる過去の手書きメモがよりそれを表しています。
業界の人に言われた言葉などを書き出してそれに対して感想を書きなぐっている様は、酷い日記を見ているような、少し目を背けたくなるような感覚になりました。
しかしそこまで感情をさらけ出すからこそ、読んでいて惹きつけられるのです。
僕が特に酷いと思ったのは過去の相方に対する姿勢でした。
自分がネタを書いていることもあり、相方の努力不足が目に止まりやすいのでしょう。
それを抑えることなくぶつける様子は、正直見ていて辛い部分が多かったです。(本文中で本人も書かれていますが)
そんな過程を乗り越えて、今の愛の戦士たる山ちゃんがいるのだなと思うと、一お笑いファンとして感慨深い気持ちになります。
負の感情を努力に転換できる、努力の天才である。
とにかくこの本を読んで最も感じたのが、山ちゃんは努力の天才であると。
どんな出来事があっても、それを努力の方向につなげていて、それがとても凄いなと感心しました。
ネタが受けなかったりしたら、世間の感覚を疑ったり不貞腐れたりしてもおかしくないと思います。
しかし、彼はそんな感情を抱えながらも、その悔しさや嫉妬心を努力に変換していくのです。
正直その感覚は僕にはまだまだなく、彼の天才たる所以が詰まってるのはそこではないかと強く感じました。
悔しさをバネに頑張れる。それを何度も繰り返し強くなられたのだなと学べます。
山ちゃんの過程を知ったからこそ響く、オードリー若林さんの解説
本書の最後にはオードリー若林さんの解説が載っています。
若林さんと山里さんは「たりないふたり」という名前で活動もされているぐらい親交があり、その出会いから今にかけての若林さん目線での山里さんの様子が描かれています。
同じマイナスの感情(飲み会が嫌いなど)を持ち合わせた者同士の繋がりや、反省と改善を繰り返すストイックさなど、色々な面の山里さんを知ることができます。
僕が個人的に気に入ってるのが若林さんが山里さんのことを「内面がヤンキーなのである」と綴っていることです。
僕は本編を読んでいて「なんて言葉が悪く、そしてこうも負の感情を努力に向けられるすごい人だ」と思っていたのですが、その性質を見事に突いた表現だなと感じました。
そうなんだ、山ちゃんはヤンキーなんだ、と一人で感動しました。
若林さんの文章のうまさも味わうことができる作品です。
最後に
「天才はあきらめた」と言いながらも、彼はどんどん天才の域に上り詰めていっていると思います。
多分「天才はあきらめた」と思うからこそ成長していけるのでしょう。
自分の感情を素直に受け止め、そして吐き出し、さらに行動につなげている山里さん。
そんな彼の姿を見てきっと「自分も悔しさをバネに行動を起こそう」と思う人も多いでしょう。
ぜひこの本を読んで、彼の生き様を味わってみてください。
しずちゃんのことも語られているので、コンビに対する理解も深まると思います。
(個人的にはしずちゃんのM-1に対する思いが感動しました…!)
また山里さんの盟友である若林さんも本を出されています。
あすよみでも過去に紹介しているので、興味のある人はそちらもご覧ください!
それではまた!
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ここまでご覧いただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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