仕事が辛い、と感じている人はいませんか?
こんにちは、雫です。
働いている人なら誰もが一度は辛いと感じたことがあるのではないでしょうか。
学生の頃と違って朝も早く出ないといけないし、毎日毎日残業ばかり……。
中には、今の仕事に違和感を覚えている人もいるかもしれません。
今回は、ちょっぴり仕事が辛い人に、共感と元気をお届けしようと思います。
「ちょっと今から仕事やめてくる」北川恵海
仕事が辛くて会社に行くのが憂鬱な主人公と、たまたま出会った同級生のお話です。
仕事に対して共感し、最後は感動できるようなストーリーになっています。
本当におすすめの一冊です。
2年ほど前に映画化もしたので、聞いたことがある人もいるかもしれません。
なんと最近、続編が出ました!
続編についても後ほどご紹介したいと思います。
こんな人におすすめ!
・仕事が辛いと感じている人
・今の状況から抜け出したい人
・元気の出る本が読みたい人
誰もが一度は感じたことのある気持ちが鮮明に表現されているので、共感できること間違いなしです!
あらすじ
上司には毎日怒鳴られ、サービス残業、休日出勤は当たり前。
いわゆる「ブラック企業」に勤めている青山。
入社半年ほどで体調は最悪、なんのために働くのか、と考える気にすらならなくなっていました。
ようやく仕事が終わって駅に着いたとき、上司からの電話が。
今日はもう帰りたいけど、電話に出なくても明日怒られる。
明日が来ないで欲しい。
ホームに落ちたら、明日会社に行かなくても済むかな。
そのとき、見知らぬ人にホーム上へ引き戻されました。
「久しぶりやな! 俺や、ヤマモト!」
ヤマモトと名乗る同い年ぐらいの男は、どうやら小学校のときの同級生のようです。
久しぶりにヤマモトに会い、明るいヤマモトと話すうち、青山の心も少しずつ晴れてきました。
しかし、同級生だと思っていたヤマモトケンイチは今ニューヨークにいるという。
では、今目の前にいるヤマモトは一体何者なのだろうか……。
そして、上手くいきかけていた取引でミスをし、先方を怒らせてしまいました。
あんなにしっかりと確認したはずなのに。
おすすめポイント
働く人なら誰でも共感!
仕事を題材にしていて、なおかつ入社して間もない主人公。
社会人なら誰もが通ってきた道ですよね?
仕事が辛い、自分の時間がない、学生時代に戻りたい。きっと皆さん一度は思ったことがあると思います。
そんな気持ちを主人公が代弁してくれているかのようです。
物語も主人公目線で進んでいくので、より共感できるのではないでしょうか!
展開が二転三転
あらすじでも少し書きましたが、序盤から青山がホームに落ちそうな危ないシーンがあり、そこを同級生のヤマモトが助けてくれます。
ところが、そのヤマモトは今は日本にはいないはず……。
仕事も上司に怒られてばっかりだったのに、ヤマモトと会ってから調子がよく、なのにまた取引でミスをしてしまった。
どんどん変化する状況にはらはらさせられます。
お気に入り一文
全体として元気が出るような作品ですが、中でも私が気に入っている一文をご紹介します。
これは、青山が久しぶりに連絡したときに、母親から言われた一言です。
「人生なんてね、生きてさえいれば、案外なんとでもなるもんよ」
失敗したらどうしよう、怒られたらどうしよう、と不安になる気持ちは誰もが持っていると思いますが、生きてさえいれば、意外となんとかなるものかもしれないですね。
皆さんも辛くなったらこの一文を思い出してください。
映画化
2017年に、福士蒼汰さん主演で公開された映画です。
主人公の青山が日に日に追い詰められていく様子がとてもリアルです。
DVDも発売されているので、こちらもぜひ見てみてください。
続編
「ちょっと今から人生かえてくる」という続編が出版されました。
続編では、本作のその後が描かれているので、あのあと青山はどうなったんだろう、と楽しみですね。
続編だけでも十分元気の出る物語ですが、まずは「仕事やめてくる」の方から読んでみてください。
今回は詳細については触れませんが、続編も近いうちにご紹介できればと思っています!
最後に
働く人なら誰でも共感できる、読めば元気になる物語です。
仕事で疲れているあなた。
これを読んで、元気をもらってください。
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続編の「ちょっと今から人生かえてくる」のリンクも載せておくので、ぜひセットで購入してください!
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