日課は一喜一憂。趣味は後悔。
そんな人生歩んでませんか?
どうも「あすよみ!」の向井です。
日々感情に振り回されて疲れている方には興味深いタイトルではないでしょうか?
感情は娯楽?
果たしてそんなことあるのでしょうか。
今回はそんな感情との向き合い方、そして雑念を消して自己実現を叶えるための方法について書かれたこちらの本を紹介したいと思います。
「頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める」苫米地英人
感情は娯楽とは。
さてタイトルにも書いてある「感情は娯楽」とはどういうことなのか。
本書で書いてる内容を簡単にまとめるとこんな感じになります。
・感情は生存のために必要な機能
・しかしそれは狩猟民族だった昔の話
・よって現在の生活では生存のための感情は必要ない
・感情は人を豊かにすることは間違い無いので、娯楽として楽しむのが良い
どうでしょうか。
「たしかにそうだな」と思いませんでしたか?
僕は結構衝撃でした。
たしかに今の生活で生存のための感情は必要ないと思います。
普段の生活をよりよくするための感情(楽しいとか嬉しいとか)はいいのですが、負の感情(怒りや悲しみ)は娯楽として捉える方が楽になれそうですよね。
好きな人に振られて悲しんでも、それで人生が終わるわけではありません。
でも思い詰めてしまうと自分で自分を殺してしまう可能性だってあります。
そんな時「この悲しみは娯楽だ。人生をより豊かにするための娯楽なんだ」と思えたら、とても楽になれると思うのです。
だからこそ、現代に生きる僕たちは感情を娯楽として捉えるべきなのです。
しかし、そんな中でも一つだけ大事にすべき感情があります。
ゴールに必要な感情だけ味わうえ
つまり、自分の自己実現に向けて必要な感情は思う存分味わうということです。
たとえば試合に負けた時の悔しさ。
その悔しさは、次の試合に勝つという目的のため、味わうべきなのです。
悔しさがあるからこそ練習にも身が入り、上達するでしょう。
たとえば試験に合格した時の嬉しさ。
それは次の試験に立ち向かうための勇気をくれるでしょう。
自分のゴールに必要な感情はしっかりと味わって武器にすればいいのです。
あらぬ方向(自分を傷つける)に向きそうな感情は娯楽として考えるのです。
こうして感情と向き合うと、ぐっと楽になります。
ところで、自分のゴールってどうやって決めるのでしょうか?
「頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める」では、そのゴール決めについてとても役に立つことが書かれています。
ゴールは現状の外に作れ
これが結論です。
ゴールは今の自分の枠から離れたところに立てるべきなのです。
縮こまるなということですね。
本書では脳の働きの観点から、ゴールを現状の外に立てることのメリットや、立てた後のポイントが紹介されています。
僕はここが一番役に立つと思いました。
詳しくは本を読んで学び取っていただきたいですが、少しだけ紹介したいと思います。
「ゴールを達成する状況を強く思い描くことで、無意識にその生活に近づく」
これがゴールを達成するために最も必要なことです。
ゴールを達成している自分がどんな生活をしているのか、どんな行動をしているのかを強くイメージします。
そうすることで、脳は無意識のうちに、今がその状態であると錯覚するのです。
そうすれば、イメージした生活を実現しようと行動を起こすのです。
たとえば小説家になりたいと強く願えば、自然と話を書き始めるということです。
毎日本を書いてる生活をイメージすることで、脳が「自分は小説家である」と思い込んで、そのイメージに合わせるように現実を変え始めるのです。
そのためにはとにかく強くイメージすることです。
現状の外で、今よりもっと素晴らしい自分を強く強く想像します。
道中が分からなくても大丈夫です。
ゴールしている自分を思い描けばいいのです。
つまり、無意識の力を利用するために、意識的な力を使って脳を騙してあげるのです。
(もちろん良い意味で騙すということです)
こうすれば不要な考えは減り、夢を叶えるための筋道が浮かび上がり行動が変わるということです。
まとめ
「頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める」では下記のようなことが学べます。
・感情との付き合い方(感情は娯楽だ!)
・ゴールの設定方法と、実現までの道のり
毎日くよくよしてしまう。夢に向かって進めているのか分からない。
そんな悩みを持つ方は、ぜひ本書を読んでみてください。
きっと、自分の悩みが少しスッキリして、毎日を気楽に考えられるようになります。
おすすめです!
それではまた!
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