どうも「あすよみ!」の向井です。
皆さん、犬は好きですか?
僕は小さい頃から祖父母が犬を飼っていたので、圧倒的犬派でした。
近所に住んでいたので、本当によく一緒に遊んでいました。
今では亡くなってしまったけど、何年経っても思い出します。
しかし!
最近兄が猫を飼い始めたのです!
おかげさまで向井の中で猫の地位がぐんぐん上昇しています!
つまりは、どっちも大好きということです。笑
犬や猫のことを思うと自然と笑みが溢れます。
道端で見かけると微笑みかけるぐらいには好きです。
決して、不審者ではありません。笑
向井だけでなく、「あすよみ!」共同執筆者の雫も犬や猫が大好きです。
ちなみに雫は柴犬が大好きなようです。
そんなわけで今回はこんな特集をお送りします!
そう、今回は「動物」にまつわる小説を紹介します!
動物大好き「あすよみ!」がおすすめする、初心者でも読みやすい小説特集です!
普段はその気持ちや言葉がなかなか分からない動物たちを、文章を通して感じられるのが魅力ですね。
自分のペットもこんなことを考えているのかなとか、近所の猫にはこんな物語があるのかなとか、色々と想像が膨らみます。
人間と動物。ぜひその絆を感じてください!
動物小説特集
それでは早速紹介していきましょう!
かのこちゃんとマドレーヌ夫人/万城目学
まずはこちら。
万城目学さんの一冊。
万城目さんと言えば「鴨川ホルモー」や「豊臣プリンセス」とかハチャメチャものが多いイメージだったのですが、こういうほっこりするお話もあったのかと驚きました。
主人公のかのこちゃんは小学生の女の子で、柴犬の玄三郎とアカトラの猫のマドレーヌ夫人を飼っています。
マドレーヌ夫人と犬の玄三郎は夫婦で、近所の猫たちのなかでも一目置かれる存在。
そんなマドレーヌ夫人を中心とした物語はファンタジーあり夫婦愛ありでとても愛おしいです。
個人的に好きなポイントはかのこちゃんの生活です。
自由研究でマドレーヌ夫人の散歩を追跡したり、友人のすずちゃんと大人ぶったお茶会をしたり、かと思えば歯がグラグラするのが気になったり。
小学生の気持ちを思い出させてくれます。
自分はどんな小学生だったかなあと。
犬と猫が夫婦というのも動物好きにはたまらないポイント!
ペンギンハイウェイ/森見登美彦
続いては森見登美彦さんの小説。
京都の腐れ大学生の物語が多い中、こちらは天才小学生のアオヤマくんを中心としたSF物語。
アオヤマくんの住む町に突如現れたペンギン。そしてその謎を解明すべく研究を始める天才アオヤマくんと友達のウチダくん。
近所の水路の探検やクラスのスズキ君帝国、そして大好きな歯科医院のお姉さん・・・
様々な謎を解き明かすアオヤマくんたちの活躍は必見です!
空き地をよちよち歩く様子やお姉さんに付いて歩くなど、かわいいペンギンが登場します。
SFなのでペンギンの愛情物語などはないのですが、ペンギンをSFに絡ませるというのが新鮮でとても面白いです。
映画化もされた話題作。ぜひともチェックしてみてください!
有頂天家族/森見登美彦
続けて森見登美彦さんの作品。
こちらは動物愛に溢れた作品です。
その動物とは「たぬき」です。
京都の下鴨神社に生息するとあるたぬきの家族を中心として、たぬき・人間・天狗の三つ巴が繰り広げられる大作です。
人間に恋をするたぬき、人間を天狗にしようとする師匠、蛙に変わってしまった兄など、設定からして惹かれる要素盛りだくさん!
たぬきが一同に会するシーンがあるのですが、そこはもう読んでいるだけでもふもふのかわいい景色が想像できてしまいます。
それでもたぬきたちにも人間のような自堕落さがあるから面白いです。
ふわふわでかわいい毛玉たち(たぬき)が大好きになる一冊!
これを読んだらあなたも神社でたぬきを探してしまうでしょう!笑
猫弁/大山淳子
弁護士の百瀬太郎は婚活中で、お見合い30連敗。
百瀬の法律事務所には猫に関する相談が多く、そのまま猫を引き取ってしまうこともあります。
いつしか猫専門の弁護士、「猫弁先生」と呼ばれるようになりました。
毎日猫のお世話で忙しい事務所ですが、ある日難解な事件が舞い込んできます。
その内容は、「霊柩車が盗まれたので取り返してほしい」というものでした。
果たして事件は解決できるのでしょうか?
個性的な登場人物が多く、楽しんで読めるミステリーとなっています。
拾われてきた猫から依頼人が飼っている高級な猫までとにかくたくさんの猫が出てきます!
猫好きにはたまらない一冊です。
百瀬のお見合いの行方も気になりますね。
こちらは全5巻あります。
1冊読んで面白いと思った方は続編もどうぞ!
旅猫リポート/有川浩
最後は有川浩さん。
「図書館戦争」や「自衛隊もの」シリーズのイメージがあるかもしれませんが、こちらも超おすすめです。
とある事情で愛猫ナナを飼えなくなったサトルが、ナナの引き取り手を探して旧友を巡る。
小学生から大学の友人までをそれぞれ訪ねていく過程で、サトルの少年時代の生活や性格、猫に対する思い入れなどが表現されていきます。
悲しみを背負いながらも友達思いでまっすぐなサトル。
そんなサトルがどうして愛猫ナナを手放してしまうのか。そして引き取り手は見つかるのか。
一人の男と一匹の猫の、家族を超えた「個」と「個」のつながりが感じられます。
野良猫の気質を持ったナナがどうして最後までサトルから離れようとしないのか。
二人の愛情の深さにきっと心動かされるでしょう。
猫をテーマにした物語の中でもっともおすすめの一冊です。
ちなみに「旅猫リポート」は別記事でも取り上げていますので、興味がある人はこちらもご覧ください。
さいごに
いかがだったでしょうか?
あなたが明日読みたくなる動物の小説は見つかりましたか?
ぜひとも紹介した本を読んでペットや近所の動物たちをさらに愛してください!
きっとあなたの気持ちを豊かにしてくれます!
最初に「犬は好きですか?」と聞いておきながら最終的には3/5で猫のお話でしたがそこは気にせず。笑
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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