どうも向井です。
久しぶりの更新です。
最近は「note」で更新していたのですが、こっちのブログを見捨てたとかじゃ全くありませんよ!
ただ本を読めていなかったので書けなかっただけなのです……
これからもどんどん書いていくのでよろしくお願いします!
9月に入り少し気温も落ち着いてきましたね。
まさしく平成最後の秋、
いやいや「平成最後の読書の秋」に入ってきたわけです。
現在ツイッター上で「#平成最後の読書の秋」と称しておすすめの本を紹介する企画を行なっています。
発案者が更新できてないのが情けないのですが、ぜひこれを見たあなた、参加してみませんか?
あなたの好きな本をぜひおすすめしてください!
今日の一冊
さあさあ、そんなわけで僕もおすすめの本を紹介したいと思います。
しかも今回の本は僕の憧れの人が書いた本です。
それがこちら。
「僕がコントや演劇のために考えていること」小林賢太郎
ご存知の方も多いかも知れませんね。
小林賢太郎さんは「ラーメンズ」というお笑いコンビの一人でありながら自分で演劇やパフォーマンも行なっている方です。
とてもかっこよく、とても面白い。
僕の憧れの方です。
そんな小林賢太郎さんが自分の仕事について書いたのが本書です。
まさしくプロとしての意識の高さが伺える一冊です。
本書は小林賢太郎さんが仕事の上で心がけていることなどが99個書かれています。
こんな方におすすめ
「僕がコントや演劇のために考えていること」はこんな方におすすめです。
・小林賢太郎さんが好きな人
・コントや演劇に興味がある人
・プロになりたい人
本書は小林賢太郎さんが気をつけていること、心がけていることが書かれています。
そこにはプロのパフォーマンスを支える思考法があります。
それはコントや演劇に関わらずどんな世界でも通じるものがあるはずです。
そういう意味では上のレベルを目指す人なら誰でも役に立つのではないかと思います。
今回はそんな本書から僕がおすすめの5つを紹介したいと思います。
「あすよみ!」的ベスト5
せっかくですので、ランキング形式でいきましょう。
僕が個人的に「これは大事だ!」と思うランキングです。
あくまで今の僕が選んだランキングなので、ご参考までに。
5位 自分の「なんとなく」を信用しない
これは自分が特別な存在じゃないと気づくためにとても重要な考えだと思います。
どうしても自分の直感で考えてしまいそうになりますが、そんなことは周りは信用しないのです。
僕の上司の信頼できる人も、数々の経験から学んだことを元に話します。
だからこそ説得力があり信用できます。
もちろん実績だけを見ろというわけではありません。
その考えにたどり着いた道筋が大事なのです。
データでも仮説でも、その過程がしっかりしていると、どこで相手とズレが生じたのかが分かります。
人と話すときはなるべく根拠を話すように気をつけています。
4位 代案のない否定は意味がない
これ、大事。
僕の嫌いなタイプに「むやみに否定する人」があります。
こういう人と一緒にいると気分だけが下がり、何もいいことがありません。
なかなかそんな人いないと思うかも知れませんが「いや、でも」と話に入る人いませんか?
そういう人が僕は苦手なのです。
相手の否定からしか話に入らないのが好きじゃないです。
話し方を工夫すれば相手を肯定した上で改善することは可能です。
僕は基本的に相手の意見を尊重した上で自分の考えを伝えます。
自信のなさの現れと思われるかも知れませんが、僕なりの相手を思いやる気持ちなのです。
コミュニケーションは気持ちいい方が絶対にいい。
そう思うのです。
3位 アイデアは思いつくものというよりたどりつくもの
帯にも書かれているこの言葉。
数々のコントや演劇を作ってきた彼だからこそ説得力が違います。
あんなに面白いものを作る人が「思いつく」ものじゃなくて「たどりつく」ものだと言っている。
それは多くのアイデアを考える人を救う言葉に思えます。
少なくとも僕自身はこれを読んでから、少し気が軽くなりました。
突飛な発想をしなくてはいけないわけじゃない。
しっかりと考えてそこまでたどり着けばいいのだと。
それがとても難しいんですけどね。笑
2位 芸で食っていくには「憧れ」よりも「覚悟」が大事
これは僕ができていないこととしてランクインさせました。
もう随分前から思うことなのですが「覚悟」できる人がとにかくすごいと思います。
スポーツ推薦で進学する人や、幼少期から1つのことだけをやり続ける人、自分の決めた道を歩むために学校に行かなくなったり辞めたりする人……
そんな人たちに対して僕は本当にすごいと思うのです。
それらは全て何かの決断をしてます。
覚悟があって決断するからこそその道に打ち込めるのです。
時間をかけて打ち込むから実力もつきます。
そうしてのし上がっていくのでしょう。
何でもかんでも片手間にやろうとする僕とは大きな違いだと思います。
僕も早くその覚悟ができるようになりたいです。
というより、覚悟を決めれるものを見つけたいのです。
自戒の念も込めてこれを選びました。
1位 難しい方を選ばないと、誰かが出した結果しか出せない
堂々の1位。
「その通りだ」という気持ちしかありません。
僕たちはどうしても「楽」な方を選んでしまいます。
時間、労力、お金、いろんな理由をつけて楽な方を選びます。
それは最もらしい理由だから周囲に咎められることもないでしょう。
ただ、それなりの結果しか出せないのです。
もっと突出したいなら、誰も出したことがない結果を出したいなら、
難しい方を選ぶしかないのです。
僕は今これを書きながら、自分が普段からどれだけ楽な方を選んでいるかを恥じました。
仕事でもすぐに過去の資料を使いまわそうとするし、どこかで手を抜いてしまいます。
家でも気付けばだらだらしてしまいます。
挙げればキリがないほど楽が溢れています。
そんな自分に喝を入れる意味でも
「難しい方を選ばないと、誰かが出した結果しか出せない」
を意識したいと思います。
自分に最も言い聞かせたい言葉ということで、これが1位になりました。
まとめ
以上が、僕が選ぶベスト5でした。
ただ本書は他にもたくさんのエッセンスが詰まっています。
今回挙げたもの以外にももっとコントや演劇にフォーカスしたものもあります。
それらも込みでとても刺激になる考え方ばかりです。
これだけの結果を出す人はこんなことを考えているのか。
そう気付くことができるのが大きな魅力です。
ぜひとも皆さんも読んで見てください。
小林賢太郎さんを知らなくても役に立ちます。
そしてこれを読み終わった後、彼の作品を見たくなります。
そのときはぜひとも一緒に語りましょう。笑
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今回紹介した紹介した
「僕がコントや演劇のために考えていること」は
こちらから購入できます。
興味を持った方はぜひどうぞ。
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